"自由"といっても、"好き勝手に遊ぶ"のではなく、子どもたちが安全かつ健全に遊ぶことができるよう、保育教諭が環境設定した中での自由遊びとなります。いつ、どこで、だれが、どのような遊びをし、だれと関わっているのか、その子どもたちの姿を保育教諭が把握しているからこそ、クラス活動へとつなげられるのです。友だちと仲良く、ときには喧嘩をしたり、仲直りをしたりなど、人間関係を自分たちで築いていく自由な活動では、保育教諭はすぐに子どもたちの中へ入らず、子どもたちが自分たちでどのように解決していくのかを見届けてから、必要であれば仲立ちをします。この時間をより楽しく、充実させることが、自立への第一歩へとつながっていくのです。